若さがつなぐ!魅力あふれる世界農業遺産

主催: 徳島県西部総合県民局

平成30年3月、「にし阿波の傾斜地農耕システム」が、国連・食糧農業機関(FAO)から、中四国で初となる「世界農業遺産」に認定され、徳島県西部「にし阿波」は、「食と農の景勝地」、「観光圏」と併せ、日本で唯一トリプル認定を受けている圏域となりました。
「にし阿波の傾斜地農耕システム」とは、畑の土壌流出を防ぐカヤのすき込みや、「サラエ」という独自の農具による土あげ作業で、最大斜度40度の急傾斜地に段々畑を作らず、そのまま農地に利用する伝統農法であり、そばや山菜、雑穀など少量多品目を栽培する、山間地の環境に適応した持続可能な農業システムです。
400年以上にわたり受け継がれてきた、この「にし阿波の傾斜地農耕システム」をしっかりと未来に継承していくことが喫緊の課題であることから、徳島県西部総合県民局では、「にし阿波エシカル未来創造キャンパス」を開催し、県西部の高校生がワークショップや地域農業への現地調査を行い、「にし阿波の傾斜地農耕システム」の継承方法を検討しています。
「若さがつなぐ!魅力あふれる世界農業遺産」では、県西部の高校生の皆さんが「にし阿波エシカル未来創造キャンパス」の一環として、「にし阿波の傾斜地農耕システム」を未来に継承する方策について、高校生の視点から提案します。

お問い合せ

徳島県西部総合県民局地域創生観光部
TEL : 0883-53-2396 FAX : 0883-53-2433
E-mail : seibu_c_mm@pref.tokushima.jp